【解説】コンピューターウィルスの種類と罰則について

不正指令電磁的記録に関する罪という法律をご存知でしょうか。

平成11年7月14日から施行された法律でコンピューターウィルスを作ったり、提供や供用したり、取得や保管などの行為が罰せられることになりました。

この記事では罰則の内容を解説していきます。

罰則内容

警視庁のサイト(https://www.keishicho.metro.tokyo.jp/smph/kurashi/cyber/law/virus.html)によると、

・ウィルス作成・提供罪は3年以下の懲役または50万円以下の罰金

・ウィルス供用罪は3年以下の懲役または50万円以下の罰金

・ウィルスの取得・保管罪は2年以下の懲役または30万円の罰金

上記のとおりとなっており、罰則が設けられております。

コンピューターウィルスの種類

実はコンピューターウィルスというのは、マルウェアの1種であり総称ではありません。

マルウェアというのは、悪意のあるソフトウェアやプログラムのことで、その中にはコンピューターウィルス、ワーム、トロイの木馬などが含まれます。

この記事ではそれぞれの特徴を説明していきます。

コンピューターウィルス

USBなどの外部メモリや電子メールの添付ファイルを経由して感染します。

侵入した記録媒体の中にあるファイルに寄生をして一部改変をし、自己増殖もするプログラムです。

特徴としては、他のファイルに寄生しており単体では存在できません。

ワーム

ワームと呼ばれる種類のものは、インターネットやUSBなどの外部メモリからコンピューターに侵入し、感染します。

コンピューターウィルスとは違い、寄生はしません。

独立したプログラムで感染力がとても強く、被害も拡大します。

パソコンからパソコンへの感染スピードが速いことも特徴の1つです。

トロイの木馬

一見すると害がなさそうなファイルやソフトになりすまし、コンピューターやスマートフォンなどに侵入します。

何かのキッカケで動きだすようになっていて、感染すると個人情報を盗まれたり、コンピューターの設定を変更されていたりします。

感染経路

感染経路にも様々ありますが、その中でも多いのはネットワーク経由での感染となっています。

知らないアドレスから添付ファイルが届いて、ウィルスに感染するというのは特に有名です。

そのほかにも、インターネット上からファイルをダウンロードして感染した例もあります。

まとめ

繰り返しとなりますが、コンピューターウィルスを作ったり、提供や供用したり、取得や保管などをすることは犯罪です。

自分の承認欲求のため、政治的目的のため、お金のためと目的や背景は様々です。

なかには、社会への復讐や個人情報を盗む目的で作る人もいます。

安易な考えでコンピューターウィルスを作ったり、仕事を請け負ったりはしないようにしましょう。